下振れへの警戒が和らぐか
下振れへの警戒が和らぐか |
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【日経平均】
38605円53銭(△691円61銭=1.82%)
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【TOPIX】
2657.78(△39.46=1.51%)
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【グロース250】
609.88(△20.58=3.49%)
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【プライム売買高】17億8266万株(△2億1708万株)
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【売買代金】3兆8858億円(△7278億円)
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【値上がり銘柄数】1504(前日:216)
【値下がり銘柄数】123(前日:1398)
【新高値銘柄数】11(前日:8)
【新安値銘柄数】22(前日:57)
【25日騰落レシオ】89.34(前日:88.00)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反騰、一気に3万8000円台後半へ
2.衆院選は与党過半数割れも、空売り買い戻しが作用
3.石破政権と立民・国民民主など野党との連携に期待
4.半導体関連が買われ、全体相場押し上げに寄与する
5.値上がり銘柄数が9割超も、売買代金は盛り上がらず
きょうの動きが良かったことで、目先は売りを仕掛けづらくなった。
衆院選通過でアク抜けとなり本日は久々に大きい反発を見せた。程度の差こそあれ与党大敗(過半数割れ)はほぼ織り込み済み。連立の枠組みが見通せないが首相退陣まで追い込まれる可能性は低く、市場がこれ以上政局で崩れる心配はなさそうである。
日経平均は23日まで11営業日連続で陰線を形成しただけに、あす以降は陽線が増えてくるかどうかが注目されるだろう。
連続陽線になるかどうかはともかく、異様に場中が弱い状態が解消されれば、下振れへの警戒が和らぐことで買いが入りやすくなるだろう。
10月に入って下げ基調が続いていたグロース250指数もきょうの動きは強かった。同指数に底打ち感が出てくるかどうかにも注目しておきたい。
一方、今週は米国で重要材料が目白押しで今度はそちらから目が離せない週となりそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
40614.69 ボリンジャー:+2σ(13週)
39984.81 ボリンジャー:+2σ(25日)
39910.55 新値三本足陽転値
39831.93 ボリンジャー:+1σ(26週)
39342.62 ボリンジャー:+1σ(25日)
39321.54 ボリンジャー:+1σ(13週)
38700.43 25日移動平均線
38608.14 均衡表基準線(日足)
38605.53 ★日経平均株価28日終値
38537.41 均衡表転換線(日足)
38459.29 26週移動平均線
38355.69 6日移動平均線
38292.51 200日移動平均線
38131.38 75日移動平均線
38058.24 ボリンジャー:-1σ(25日)
38028.39 13週移動平均線
37778.49 均衡表雲上限(週足)
37752.61 均衡表転換線(週足)
37416.05 ボリンジャー:-2σ(25日)
37086.65 ボリンジャー:-1σ(26週)
36791.45 均衡表雲上限(日足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36773.86 ボリンジャー:-3σ(25日)
ローソク足は大陽線で終了。下ヒゲのない「陽の寄り付き坊主」を示現し、75日移動平均線や200日線の上方で上昇を続ける25日線越えまで上ヒゲを伸ばし、地合いの急速な改善を示唆した。一方、一目均衡表では下向きの転換線が上向きの基準線を下回って三役好転の強気形状が崩れた。明日29日は雲上限と下限がねじれる変化日を迎えることから、相場が上下どちらの方向にも急変動する可能性に留意が必要となろう。