値上がり優勢、こう着感が強い一日
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、こう着感が強い一日
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東証グロース市場は米国株が高安まちまちだったこともあり、グロース市場は小動きで取引を開始した。月末要因などから積極的な売買は手控えられ、グロース市場250指数の上下の値幅は6ポイントほどとこう着感が強い一日となった。ただ、歴史的な急落となった8月の月間ベースは、陽線で取引を終えた。
日本時間30日夜に7月の米個人所得・個人消費支出(PCE)の発表を控えた様子見ムードからグロース指数は伸び悩む場面も目立った。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比7.52ポイント(1.14%)高の669.01ときょうの高値で終えた
グロース市場ではトライアルやサンバイオが上昇した。一方、ジーエヌアイ、フリーが下落した。値上がり銘柄数357、値下がり銘柄数204と、値上がりが優勢だった。
個別ではアイズ、Laboro.AI、雨風太陽、T.S.Iがストップ高。トライアルホールディングス、アンビション DX ホールディングス、シェアリングテクノロジー、網屋、ボードルアなど13銘柄は年初来高値を更新。フレアス、ポート、セルシード、ジーニー、ABEJAが買われた。
一方、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。ビーマップ、モダリス、マーキュリーリアルテックイノベーター、博展、アクリートが売られた。