値下がり優勢、長期金利上昇が重荷
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、長期金利上昇が重荷
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東証グロース市場は米長期金利の高止まりや国内の長期金利上昇が重荷になった。日経平均株価が堅調に推移したのを支えにやや上昇する場面もみられた。
グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は小幅続落した。前引けは前日比0.29ポイント(0.05%)安の624.94だった。
グロース市場ではフリー、ライフネットが下落した。一方、トライアル、インフォRが上昇した。
値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数351と、値下がりが優勢だった。
個別では、THECOO、Finatextホールディングス、AnyMind Group、エスユーエス、オムニ・プラス・システム・リミテッドがストップ高。アクリート、トゥエンティーフォーセブン、INFORICH、エアークローゼットは一時ストップ高と値を飛ばした。Schoo、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、プレイド、サインドなど10銘柄は年初来高値を更新。ライトアップ、AVILEN、アルファポリス、アウトルックコンサルティング、モダリスが買われた。
一方、ライスカレー、ビープラッツ、Delta-Fly Pharmaがストップ安。シンカ、ネットスターズ、雨風太陽は一時ストップ安と急落した。VRAIN Solution、マテリアルグループ、グリーンモンスター、PRISM BioLab、タイミーなど25銘柄は年初来安値を更新。フィスコ、ブリッジコンサルティンググループ、Sapeet、JSH、プロジェクトホールディングスが売られた。