反発スタート、日銀の早期修正観測の後退
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、日銀の早期修正観測の後退
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25日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比114円85銭高の3万2517円26銭。
前週末の米国株市場では、FRB高官の相次ぐタカ派的発言を背景に金融引き締め長期化が続くことへの警戒感が全体相場の上値を重くした。ただ、米長短金利が揃って下落、10年債利回りは4.4%台前半まで低下したことなどを背景にハイテク株には買い戻しの動きも観測された。
東京株式市場では前週末まで日経平均が4営業日合計で1100円以上も水準を切り下げており、目先リバウンド狙いの買いも入りやすいところ。
外国為替市場で足もと円安水準に振れていることで、輸出セクター中心に頑強な値動きとなることも予想される。
下値では自律反発狙いの買いが入りやすい面もあるだろう。
ファナックやコマツなどが安く、相場全体の上値を抑えている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、第一三共やソフトバンクグループ(SBG)、コナミGが上げた。一方、川崎汽やOLC、ヤマハは下げた。