兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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弱含みの展開か

弱含みの展開か
 


 
【日経平均】
39027円98銭(△125円48銭=0.32%)
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【TOPIX】
2713.50(△2.23=0.08%)
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【グロース250】
627.92(▲3.34=0.53%)
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【プライム売買高】15億3819万株(△3947万株)
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【売買代金】3兆5062億円(△1294億円)
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【値上がり銘柄数】940(前日:1290)
【値下がり銘柄数】615(前日:304)
【新高値銘柄数】13(前日:9)
【新安値銘柄数】2(前日:9)
【25日騰落レシオ】88.04(前日:85.86)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は続伸、終値で3万9000円台を回復
 2.前日の米株市場は休場も欧州株全面高が追い風に
 3.トランプ大統領就任で関税強化は即時発動されず
 4.日経平均は300円高から200円安へ場中は揺れ動く
 5.後場は概ねプラス圏で推移するも売買代金は低調
 
 
 1月の日銀会合では利上げが濃厚とみられている。本日の日経平均がプラスで終えたことで、その確度は一段と高まった。きょうの国内金融株は弱い部類に入る銘柄が多く、利上げを意識した動きは限られた。織り込みが完全に進んだのかどうか、あすの日本株の動きは注目される。金融株だけが強く他が嫌われるようだと、ここから結果発表までは買い手不在に陥りやすいだろう。
一方、金融株以外に買われる銘柄が多いようなら、1月会合は波乱なく通過できるとの期待が高まる。特に、国内金利の上昇が逆風となる不動産株やREIT指数の動向を注視しておきたい。
 
国内面では日銀の金融政策会合が23〜24日に行われるが、最近の株安で概ね利上げは織り込んでおり通過すればアク抜けにつながりやすい。チャート面でもボックス下限に達したばかりで下値余地は少ない状況。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
 
40270.65  ボリンジャー:+2σ(25日)
39759.80  ボリンジャー:+1σ(25日)
39637.53  ボリンジャー:+1σ(26週)
39635.39  ボリンジャー:+1σ(13週)
39248.95  25日移動平均線
39226.96  均衡表基準線(日足)
39147.08  均衡表雲上限(週足)
39099.93  均衡表転換線(週足)
39080.70  均衡表転換線(日足)
 
39027.98  ★日経平均株価21日終値
 
38984.45  13週移動平均線
38954.21  均衡表雲上限(日足)
38942.30  75日移動平均線
38779.89  均衡表雲下限(日足)
38738.11  ボリンジャー:-1σ(25日)
38646.95  200日移動平均線
38645.57  6日移動平均線
38402.73  26週移動平均線
38333.51  ボリンジャー:-1σ(13週)
38227.26  ボリンジャー:-2σ(25日)
37913.92   新値三本足陰転値
 
 
75日線を突破して始まり、一時39238.21円まで上げ幅を広げ、25日線水準まで回復。その後軟化し下げに転じる場面もみられたが、200日線が支持線として機能した。売り一巡後は再び75日線を突破し、39000円処での底堅さが意識された。ローソク足は陰線形成も、長い下ヒゲを残した。
ボリンジャーバンドの-1σを一時下回ったが、これまでの-2σと-1σとのレンジを上回り、-1σと25日線とのレンジに移行した可能性が高い。一目均衡表では雲のねじれの局面で、雲上限を回復して終えた。
週間形状では雲の中での推移で強弱感が対立しやすいが、雲上限は39066円辺りに下がってきたため、雲突破のハードルは低い。遅行スパンは昨年7月高値期間を通過し実線が切り下がったため、上方シグナルを発生させてきた。
 
 
 
 
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