兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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軟調展開か
【オープニングコメント】
軟調展開か

20日の東京株式市場は、軟調な展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(19日終値3万8414円43銭)
 
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は120ドル安の43268ドルで取引を終えた。
 
手がかり材料難で上値の重い動きとなるなか、ウクライナ侵攻を巡り先行き不透明感の強まりから、様子見姿勢が広がりそう。また、現地20日にはエヌビディアが決算発表を行うこともあり、内容を確認したいとして手控えムードが強まることも見込まれる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の半ば(19日は154円53-54銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の後半(同163円45-49銭)とやや円安方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比145円安の3万8275円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】 

■サンマルクホールディングス <3395>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.45%にあたる50万株(金額で11億7500万円)を上限に、11月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、牛かつもと村を傘下に持つB級グルメ研究所ホールディングスおよびBQ Internationalの全株式を取得し子会社化する。取得価額は105億円。

■プレステージ・インターナショナル <4290>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.59%にあたる75万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月2日から25年2月15日まで。

■ジオコード <7357> 
未定だった今期配当は5円増配。

■SOMPOホールディングス <8630>
今期経常を一転13%増益に上方修正・最高益、配当も20円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の7.44%にあたる7200万株(金額で1550億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月27日から25年5月19日まで。

■東京ガス <9531>
米投資ファンドのエリオット・インベストメント・マネジメントが19日付で大量保有報告書を提出。エリオットの東ガス株式保有比率は5.03%と新たに5%を超えたことが判明した。

■モリト <9837>
今期配当を5円増額修正。また、24年11月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、上場35周年記念品としてQUOカード500円分を贈呈する。そのほか、服飾雑貨の製造・輸入・販売を手掛けるMs.IDの全株式を取得し子会社化する。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
20(水)
【国内】
10月貿易統計(8:50)
10月首都圏新規マンション販売(13:00)
10月訪日外客数(16:15)

【海外】
米20年国債入札
《米決算発表》
エヌビディア、ターゲット、TJXカンパニー

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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