値下がり優勢、金融大手の経営不安で
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、金融大手の経営不安で
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東証スタンダード市場は金融大手クレディ・スイスの経営不安が報じられて、リスク回避姿勢が広がった。信用不安が景気に悪影響を与えるとの見方も出て、幅広い業種の銘柄が売られた。
スタンダードTOP20は軟調。出来高1億7991万株。値上がり銘柄数287、値下がり銘柄数1027と、値下がりが優勢だった。
個別ではアクセスグループ・ホールディングスがストップ高。マサル、サンユー建設、インタースペース、長栄、ワイエスフードなど14銘柄は昨年来高値を更新。TBグループ、リミックスポイント、高見沢サイバネティックス、北川精機、図研エルミックは値上がり率上位に買われた。
一方、三ッ星が一時ストップ安と急落した。ウエストホールディングス、SDSホールディングス、高橋カーテンウォール工業、CAICA DIGITAL、ギグワークスなど43銘柄は昨年来安値を更新。大谷工業、ソレキア、マツモト、光・彩、日本出版貿易は値下がり率上位に売られた。