値下がり優勢、利益確定売り
![]() |
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り
|
東証グロース市場は個人投資家による買いは続いたが、利益確定売りが出て株価の重しになった。
大型株の動きが鈍る中、個人の物色の一部は少ない資金でも動きやすい小ぶりの銘柄に向かい、前場のグロース250指数はおおむねプラス圏で推移した。ただ、上昇した銘柄には利益確定売りが出て、後場のグロース250はじり安歩調をたどった。「前週もグロース250のローソク足は上ひげを描くなど上値の重さが見られたが、きょうは東証株価指数(TOPIX)も上げ一服となったことで利食いが加速した」との指摘があった。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前週末比1.53ポイント(0.23%)安の665.57だった。
グロース市場ではサンバイオ、タイミーが下落した。一方、GENDA、MTGが上昇した。
値上がり銘柄数247、値下がり銘柄数315と、値下がりが優勢だった。
24日に東証グロース市場に新規上場したミライロは買い気配のまま上場初日の取引を終え、初値は付かなかった。
個別ではシンカ、ケイファーマがストップ高。LAホールディングス、TalentX、FFRIセキュリティ、CRI・ミドルウェア、バリューゴルフなど15銘柄は昨年来高値を更新。ヌーラボ、HOUSEI、インターファクトリー、HENNGE、kubellが買われた。
一方、カウリス、イントランス、ミークが昨年来安値を更新。ブルーイノベーション、ブッキングリゾート、リボミック、日本ホスピスホールディングス、ペルセウスプロテオミクスが売られた。