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43500円辺りでの底堅さをみせ

43500円辺りでの底堅さをみせ




 
 
 
 
 
 
 
Market Data
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【日経平均】
43459円29銭(▲184円52銭=0.42%)
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【TOPIX】
3122.12(▲16.08=0.51%)
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【グロース250】
771.33(▲3.04=0.39%)
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【プライム売買高】19億7977万株(△3184万株)
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【売買代金】4兆7643億円(△2653億円)
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【値上がり銘柄数】616(前日:1258)
【値下がり銘柄数】952(前日:289)
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【新高値銘柄数】356(前日:337)
【新安値銘柄数】1(前日:0)
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【25日騰落レシオ】134.36(前日:132.36)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は4日ぶり反落、朝高後に値を消す展開
 2.一時500円超の上昇で4万4000円大台にのせる場面も
 3.アドテストは売買代金断トツで上昇、全体相場支える
 4.空売りの買い戻し一巡後は円高横目に日経平均が軟化
 5.値下がり銘柄数は後場に増加、全体の約6割を占める
 
 
前日の米国市場では、利下げ期待が相場を支えるなかで主要株価指数は上昇。なかでもナスダック指数が最高値を更新した流れから、東京株式市場でも半導体など指数インパクトの大きい値がさ株が買われるなかで、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。ただ、4万4000円台乗せで過熱感が警戒され、いったんは達成感からの利食いが入りやすかったとみられる。
 
ただ、後場に入り下落に転じるところまでの下げは想定していなかっただろう。
週末には9月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、トレンドが大きく出る局面ではヘッジ対応の動きが強まりやすい。朝方はヘッジ対応の買いが先行したが、その後軟化するのも速かったため、先物主導でリバランスの動きに向かわせた格好だろう。4万3500円辺りでの底堅さをみせてくるようだと、再動意の展開が意識されよう。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
 
47455.70  ボリンジャー:+3σ(26週)
46118.29  ボリンジャー:+3σ(13週)
45003.47  ボリンジャー:+3σ(25日)
44616.96  ボリンジャー:+2σ(26週)
44515.74  ボリンジャー:+2σ(13週)
44189.61  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
43459.29  ★日経平均株価9日終値
 
43375.74  ボリンジャー:+1σ(25日)
43010.45  均衡表転換線(日足)
42913.18  ボリンジャー:+1σ(13週)
42825.25  6日移動平均線
42561.88  25日移動平均線
42018.13  均衡表基準線(日足)
41938.89  新値三本足陰転値
41778.23  ボリンジャー:+1σ(26週)
41748.02  ボリンジャー:-1σ(25日)
 
 
史上最高値となる44185.73円まで上ヒゲを伸ばした後はほぼ安値引け。9月1日安値から本日高値まで2350.56円高と短期的に急騰した後の反動安となった。ローソク足はやや長い上ヒゲを出して「陰の大引け坊主」に似た形状を描き、上値での売り圧力の強まりを窺わせた。ただ、5日や25日の移動平均線は株価下方で上向きをキープして短期上昇トレンド継続を示唆。25日線との上方乖離率は本日高値でも3.82%と買われ過ぎラインの5%に届かず、上値余地を窺わせている。
 
 
 
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