上値の重い展開か
上値の重い展開か |
Market Data
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【日経平均】
38143円29銭(△38円43銭=0.10%)
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【TOPIX】
2635.57(▲1.39=0.05%)
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【グロース250】
599.35(▲4.74=0.78%)
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【プライム売買高】17億1565万株(△3566万株)
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【売買代金】3兆7099億円(△1943億円)
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【値上がり銘柄数】596(前日:260)
【値下がり銘柄数】980(前日:1351)
【新高値銘柄数】10(前日:8)
【新安値銘柄数】60(前日:36)
【25日騰落レシオ】97.09(前日:100.62)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり小幅反発、朝安後切り返す
2.米株安受けた下げ一巡後に先物主導で買い戻し
3.半導体関連が早々に買い戻され、流れが変わる
4.日経平均は終始先物に振り回される形で乱高下
5.値下がり銘柄数980と値上がり数大幅に上回る
日経平均が急速に買い戻された背景について市場関係者は一様に首を傾(かし)げる。
乱高下は続き、日経平均はマイナス圏に再び沈んだ後、ほどなくして上昇に転じるといったように、まさに前方視界不良のなか右に左に振り回される状況が繰り返された。
きょうの安値は3万7712円で、終値は3万8143円。13週線(3万7838円、24日時点)を割り込んだところで切り返した格好となっている。この13週線よりも上で週を終わることができるかに注目したい。
また、日曜27日が衆院選投開票日で、これを前にあすは不安定な地合いが想定される。米国要因で高く始まっても、リスク回避の売りが上値を抑える可能性がある点には注意したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
39408.05 ボリンジャー:+1σ(25日)
39237.20 ボリンジャー:+1σ(13週)
38984.77 均衡表転換線(日足)
38584.61 6日移動平均線
38581.07 25日移動平均線
38453.90 26週移動平均線
38243.68 200日移動平均線
38200.36 75日移動平均線
38143.29 ★日経平均株価24日終値
38042.94 均衡表基準線(日足)
37940.59 新値三本足陰転値
37838.66 13週移動平均線
37754.09 ボリンジャー:-1σ(25日)
37752.61 均衡表転換線(週足)
37739.48 均衡表雲上限(週足)
37083.64 ボリンジャー:-1σ(26週)
36927.11 ボリンジャー:-2σ(25日)
36791.45 均衡表雲上限(日足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36713.53 均衡表雲下限(日足)
36440.11 ボリンジャー:-1σ(13週)
36100.13 ボリンジャー:-3σ(25日)
35713.38 ボリンジャー:-2σ(26週)
ローソク足は前日まで11本続けて陰線を引いたが、本日は陽線を描き、本日安値(37712.19円)付近での押し目買い需要を確認する形となった。ただ、高値と安値は前日から切り下がり、上値の重さを見せつける格好にもなった。
一方、下降中の5日移動平均線は25日線を下回った。25日線が上向きのためデッドクロスではないが、地合い悪化のシグナルとして警戒が必要となろう。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は97.08%(昨日100.61%)と中立圏中央の100%を下回った。9月10日の131.24%をピークとする低下基調が続いており、中立圏下限の90%付近までの騰落レシオ低下を伴う調整リスクにも留意したい。