兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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堅調展開か

堅調展開か
 
 
 
【日経平均】
38902円50銭(△451円04銭=1.17%)
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【TOPIX】
2711.27(△31.85=1.19%)
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【グロース250】
631.26(△5.41=0.86%)
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【プライム売買高】14億9872万株(▲2億5536万株)
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【売買代金】3兆3768億円(▲5713億円)
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【値上がり銘柄数】1290(前日:688)
【値下がり銘柄数】304(前日:890)
【新高値銘柄数】9(前日:4)
【新安値銘柄数】9(前日:76)
【25日騰落レシオ】85.86(前日:84.09)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は反発、一時3万9000円台乗せも
 2.前週末の欧米株全面高受け、買い戻しが優勢に
 3.米成長率見通し上方修正、欧米金利上昇も一服
 4.トランプ氏の米大統領就任直前で高揚感高まる
 5.今晩の米株市場休場で売買代金は3.3兆円と低調
 
 
日経平均はチャートのセオリー通りにボックス下限である3万8000円辺りから明確な反発に転じている。これで200日移動平均線(3万8655円)上を回復。底割れ懸念は遠のいた。一方、市場の出来高が減っており実需は以前ほど戻っていない様子。
 
本日の米国では大統領就任式が行われるが、株式市場はキング牧師生誕日により休場。新大統領のトランプ氏は就任早々から大量の大統領令に署名するとみられており、あすの東京市場はニュースのヘッドラインなどに神経質となりそう。
ただ、17日の米国株が就任式を前に大幅高となったことは、新大統領に対する過度な不安を和らげる。国内も1月日銀会合での利上げの可能性が高まる中で、幅広い銘柄に買いが入った。きょうの上げ分を全て消失するほどの下げにならなければ、大統領就任イベントは無難に消化したと考えられる。
あすはきょう上回った5日線(3万8569円、20日時点)を割り込むことなく推移できるかに注目しておきたい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
 
39630.49  ボリンジャー:+1σ(26週)
39625.95  ボリンジャー:+1σ(13週)
39262.54  25日移動平均線
39226.96  均衡表基準線(日足)
39172.24  均衡表転換線(日足)
39147.08  均衡表雲上限(週足)
39099.93  均衡表転換線(週足)
38974.80  13週移動平均線
38954.21  均衡表雲上限(日足)
38952.99  75日移動平均線
 
38902.50  ★日経平均株価20日終値
 
38779.89  均衡表雲下限(日足)
38753.24  ボリンジャー:-1σ(25日)
38672.64  6日移動平均線
38655.63  200日移動平均線
38397.91  26週移動平均線
38323.65  ボリンジャー:-1σ(13週)
38243.93  ボリンジャー:-2σ(25日)
37913.92   新値三本足陰転値
 
 マドを空けての上昇で200日線を上回って始まり、その後75日線を突破し、一時39032.93円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は75日線を下回っての推移となったが、ボリンジャーバンドの-1σを上回っての推移となった。足もとで下向きで推移していた-2σと-1σとのレンジを上回ってきたことで、前週の38000円に迫る下落により、いったんはボトム形成が意識されてきた。ローソク足は陽線を形成、一目均衡表では雲のねじれの局面で下回っていた雲上限を回復する場面もみられた。ただし、雲は週内に再びねじれを起こし、その後雲下限は39000円辺りでの推移が続くため、同水準が抵抗線として意識されてくるだろう。




 
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