値上がり優勢、投資家心理が一段と上向き
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が一段と上向き
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東証グロース市場は米中両政府が12日に高関税の引き下げで合意したことを受けて投資家心理が一段と上向き、新興株にも買いが広がっている。
市場では「全体相場のテーマ株である宇宙などの防衛関連が新興市場の軸となり、個人投資家が流入してきている」との声があった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比6.15ポイント(0.89%)高の695.01だった。
グロース市場ではアイスペースやサンバイオが上昇した。一方、カバーやトライアルは下落した。
値上がり銘柄数345、値下がり銘柄数222と、値上がりが優勢だった。
個別ではアスタリスク、いつもがストップ高。ASJは一時ストップ高と値を飛ばした。カウリス、ランディックス、ジェリービーンズグループ、BRUNO、テックファームホールディングスなど19銘柄は年初来高値を更新。Unipos、リプロセル、セレンディップ・ホールディングス、yutori、サンバイオが買われた。
一方、日本ホスピスホールディングスが年初来安値を更新。ユナイテッド、坪田ラボ、トランスジェニックグループ、ヒューマンクリエイションホールディングス、豆蔵デジタルホールディングスが売られた。