続伸スタート、米ハイテク株高が支え
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米ハイテク株高が支え
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20日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比61円27銭高の3万8475円70銭。
前日は欧州株市場がロシアとウクライナ間での紛争激化に伴う地政学リスクが意識され全面安に売り込まれた。
しかし、米国株市場ではハイテク株中心に強さを発揮し、ナスダック総合株価指数は200ポイント近い上昇で引けており、東京市場でもリスク回避ムードは限定的なものにとどまっている。米エヌビディア<NVDA>の決算発表を目前に控え上値は重いが、これに先立って前日の米国株市場で同社株が大幅高で切り返しており、これは東京株式市場にもプラス材料となりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は小幅上昇している。
個別では、セブン&アイが創業家による買収に関する報道を受けて急伸している。ソニーG、リクルートも高い。一方、ダイキンとアドテストが下落している。前日に2024年4〜9月期決算を発表した3メガ損保ではSOMPOが急伸する一方、東京海上とMS&ADは大きく下落している。