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上値の重い展開か

上値の重い展開か




Market Data
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【日経平均】
38954円60銭(▲27円15銭=0.07%)
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【TOPIX】
2679.91(▲9.07=0.34%)
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【グロース250】
631.91(△8.54=1.37%)
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【プライム売買高】15億0134万株(△6982万株)
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【売買代金】3兆4127億円(▲2148億円)
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【値上がり銘柄数】698(前日:757)
【値下がり銘柄数】888(前日:798)
【新高値銘柄数】39(前日:30)
【新安値銘柄数】11(前日:15)
【25日騰落レシオ】117.24(前日:110.21)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は小反落、引け際の大口売りでマイナス圏へ
 2.朝方に下値を試した後切り返すも、上値重い展開続く
 3.総選挙控え、3万9000円台では持ち高調整の売り優勢
 4.米ハイテク株高受け、半導体関連が買われ全体支える
 5.売買代金は3兆4000億円台、約1ヵ月半ぶりの薄商いに
 
 
日経平均株価は反落。引け間際までプラスであったのに、下落で終えて3万9000円も下回り、陰線が9本並んだ。さすがにきょうは陽線を形成できるだろうと期待していた投資家をあざ笑うかのような値動き。
 
衆院選に関しては、自民党+公明党でも過半数が微妙といった報道も出てきており、政権与党の苦戦に関するニュースが相次ぐようだと「選挙は買い」のアノマリーは期待しづらくなる。今晩の米国では特段の材料に乏しく、あすの日本株も売買は盛り上がらないと思われる。TOPIX(21日終値は2679p)が25日線(2668p、21日時点、以下同じ)に接近しており、同水準がサポートとして機能するかどうかが注目される。
あっさり割り込むようだと、日経平均も早晩25日線(38379円)を割り込むとの見方が強まる可能性があるだけに、注意を要するだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
 
40758.12  ボリンジャー:+2σ(13週)
40508.81  ボリンジャー:+2σ(25日)
39857.17  ボリンジャー:+1σ(26週)
39516.47  均衡表転換線(日足)
39444.10  ボリンジャー:+1σ(25日)
39329.59  ボリンジャー:+1σ(13週)
39257.37  6日移動平均線
 
38954.60  ★日経平均株価21日終値
 
38485.10  26週移動平均線
38379.40  25日移動平均線
38292.48  75日移動平均線
38173.01  200日移動平均線
37940.59   新値三本足陰転値
37901.07  13週移動平均線
37755.39  均衡表基準線(日足)
37752.61  均衡表転換線(週足)
37739.48  均衡表雲上限(週足)
37314.70  ボリンジャー:-1σ(25日)
37113.04  ボリンジャー:-1σ(26週)
 
 
下降3日目の5日移動平均線を上回ることなく推移し、高値と安値も先週末水準を下回って上値の重さを窺わせた。
ただ、ローソク足は胴体部分が5.6円と寄り引けほぼ同値の小陰線で「星」を描いており、3万9000円付近での売り買い拮抗状態を示唆している。
株価下方では、上向きの25日線が75日線を上抜いた。75日線自体は下降中のためゴールデンクロスには該当しないが、中長期ベースの地合い改善のシグナルとなろう。
一目均衡表では三役好転下の強気形状をキープしたが、転換線が下向きに転じて売り圧力の増大を示唆している。23、24、29日と、雲がねじれる変化日が立て続けに到来するため、目先は相場がやや不安定な動きとなる可能性にも留意が必要となろう。
 
 
 
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