値上がり優勢、円安・ドル高進行などを受け
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、円安・ドル高進行などを受け
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東証グロース市場は前日の米ハイテク株高や外国為替市場での円安・ドル高進行などを受け、投資家心理が強気に傾いた。
グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比6.00ポイント(0.92%)高の661.65だった。
グロース市場ではトライアルやGENDAが上昇した。一方、タイミーやクオリプスは下落した。
値上がり銘柄数291、値下がり銘柄数254と、値上がりが優勢だった。
25日に東証グロース市場に新規上場したアスアは公開価格(680円)を上回る1004円で初値を付けた。大引けは1069円だった。アスアは名証ネクストにも新規上場した。
同じく東証グロース市場に新規上場したキッズスターは公開価格(2560円)を下回る2210円で初値を付け、大引けは2300円だった。INGSは公開価格(1940円)を上回る2700円で初値を付け、大引けは初値と同じ2700円。グロースxPは公開価格(1530円)を上回る1841円で初値を付け、大引けは1916円だった。
個別では、グランディーズがストップ高。エーアイは一時ストップ高と値を飛ばした。アイ・パートナーズフィナンシャルなど2銘柄は年初来高値を更新。QPS研究所、ドリコム、HENNGE、エコナビスタ、カイオム・バイオサイエンスが買われた。
一方、ROXX、ゼネラル・オイスター、ジャパンM&Aソリューションが年初来安値を更新。サンバイオ、コンヴァノ、ビーマップ、ペルセウスプロテオミクス、セルシードが売られた。