来週も堅調展開か。
来週も堅調展開か。 |
Market Data
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【日経平均】
38981円75銭(△70円56銭=0.18%)
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【TOPIX】
2688.98(△1.15=0.04%)
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【グロース250】
623.37(▲4.33=0.69%)
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【プライム売買高】14億3152万株(▲2億0068万株)
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【売買代金】3兆6276億円(▲1262億円)
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【値上がり銘柄数】757(前日:559)
【値下がり銘柄数】798(前日:1026)
【新高値銘柄数】30(前日:20)
【新安値銘柄数】15(前日:17)
【25日騰落レシオ】110.21(前日:110.51)
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■本日のポイント
1.日経平均は70円高と3日ぶり反発、一時3万9000円台回復
2.前日のNYダウは最高値を更新、米9月小売売上高などを好感
3.朝高後は戻り売りに押され伸び悩む、為替もやや円高に振れる
4.三菱重や川重が高く、郵船やフジクラ、ファナックが値を上げる
5.レーザーテクやアドテスト、東エレクなど半導体関連株は軟調
今週は軟調展開となった。
東京株式市場が休場の間の米国株が強かったことから、三連休明け15日の日経平均は300円を超える上昇。一時4万円を上回った。
しかし、オランダASMLの失望決算を受けてグローバルで半導体株が急落したことから、16日は700円を超える大幅下落。17日は半導体株への売りが続いたことで下げに転じ、3万9000円を割り込んで安値引けとなった。
18日は米国株高やドル円の150円台乗せなどを受けて上昇したものの、場中は上値が重かった。
日経平均は週間では約624円の下落となり、週足では陰線を形成した。
来週は堅調展開か。
来週はまだ決算発表は少ないが、下押す場面があれば、翌週を見越した買いは入りやすいだろう。
23日には東京メトロがプライム市場に新規上場する。注目度は高く、投資家の物色意欲を刺激するだろう。米国では決算発表が本格化するが、ここまでは株価の反応が良いものが多く、ダウ平均は高値更新基調が続いている。概ね良好な地合いが見込まれる中、日本株も底堅く推移すると予想する。押し目買いに徹したスタンスが依然として有効と考える。
なお、衆議院選挙に関して、自民党単独では過半数を割り込む可能性があるとの世論調査も出てきているが、自民党+公明党でも過半数を割り込むといったレベルの予測が出てきた場合には、投開票前にリスクオフムードが強まる可能性がある。テールリスク(確率は低いものの、発生した場合にはインパクトが大きいリスク)ではあるが、選挙関連のニュースには注意を払っておく必要があるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
41804.75 ボリンジャー:+3σ(25日)
41191.20 ボリンジャー:+2σ(26週)
40618.51 ボリンジャー:+2σ(25日)
40594.69 ボリンジャー:+2σ(13週)
39818.54 ボリンジャー:+1σ(26週)
39537.44 均衡表転換線(日足)
39432.26 ボリンジャー:+1σ(25日)
39328.41 6日移動平均線
39198.37 ボリンジャー:+1σ(13週)
38981.75 ★日経平均株価18日終値
38445.88 26週移動平均線
38301.50 75日移動平均線
38246.01 25日移動平均線
38144.51 200日移動平均線
37940.59 新値三本足陰転値
37802.05 13週移動平均線
37755.39 均衡表基準線(日足)
37752.61 均衡表転換線(週足)
37361.71 均衡表雲上限(週足)
37073.22 ボリンジャー:-1σ(26週)
37059.76 ボリンジャー:-1σ(25日)
昨日下向きに転じた5日移動平均線を越える場面はなく、高値と安値はともに前日水準を下回った。ローソク足は8本連続陰線を引き、売り圧力の強さを確認する形となった。もっとも、株価下方を走る25日線が上向きをキープしていることに加え、一目均衡表は三役好転下の強気形状が続いており、上値が重いながらも下押しリスクは限定的とみられる。