反発スタート、円安進行で
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、円安進行で
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15日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比213円86銭高の3万8749円56銭。
前日の米株式市場は、NYダウが207ドル安と反落。米利下げ観測が後退したことを受け売りが優勢となった。ただ、東京市場では日経平均株価が前日まで3日続落し値頃感が出ていたほか、足もとで為替は1ドル=156円台前半まで円安が進行していることも好感され値を上げてスタートした。
内閣府が15日発表した7〜9月の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.2%増、年率換算で0.9%増だった。増加は2四半期連続だが、株式相場の反応は限られている。
東証株価指数(TOPIX)も反発している。
個別では、ファストリやアドテスト、東エレクが上昇している。一方、リクルートやアサヒ、電通グループが下落している。