兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値上がり優勢、個人投資家の買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人投資家の買い

 
東証グロース市場は中東情勢悪化による過度な警戒感が緩和し、前週末の下落に対する買い戻しの動きが目立った。中東の地政学リスクが懸念されるなかでも日経平均株価が上昇し、運用リスクを取りやすくなった個人投資家の買いが新興市場にも広がった。好決算銘柄などに買いが集まり、後場に入って指数は4日に付けた年初来高値を上回る場面もあった。
東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比10.22ポイント(1.36%)高の762.74だった。グロース250とグロースCoreは上昇。
 
きょうは東証全体の売買代金上位を見てもQPS研やスタンダード市場のメタプラネットの上昇が目立っており、市場関係者は「個人投資家が強気に出た日でもあった」とみる。4月の急落後の戻り相場で、信用評価損が改善したことなどが買い余力につながっているという。
グロース市場ではジーエヌアイ、アストロHDが上昇した。一方、サンバイオ、アイスペースが下落した。
値上がり銘柄数360、値下がり銘柄数203と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、エムビーエス、TENTIAL、デジタルグリッド、ブレインズテクノロジー、モンスターラボなど6銘柄がストップ高。フーバーブレインは一時ストップ高と値を飛ばした。VRAIN Solution、Heartseed、ククレブ・アドバイザーズ、アールプランナー、ベガコーポレーションなど36銘柄は年初来高値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、アクセルマーク、スリー・ディー・マトリックス、グローバルウェイ、ジェリービーンズグループが買われた。
 
一方、日本情報クリエイト、リビングプラットフォーム、GENDAが年初来安値を更新。ツクルバ、ラクサス・テクノロジーズ、Liberaware、メタリアル、カラダノートが売られた。
 
a