値下がり優勢、調整ムードが継続
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、調整ムードが継続
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東証グロース市場は前週末の米ハイテク株安を嫌気して大幅安となった日経平均株価に連れ安となった。材料不足の中で売買代金は5営業日連続で2000億円割れとなり調整ムードが継続した。海外市況の影響を受けにくい内需株中心の新興株は、朝方は上昇に転じる場面もあるなど、下値は底堅かった。
市場では「今後も物色の対象になりやすく、年内にも800ポイント回復はありえるだろう」との声があった。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前週末比2.34ポイント(0.30%)安の777.98だった。グロース250、グロースCoreは軟調。
グロース市場ではインテグラルやコンヴァノ下落した。一方、サンバイオやアストロHDは上昇した。
値上がり銘柄数242、値下がり銘柄数327と、値下がりが優勢だった。
個別ではイオレ、Def consulting、BTMがストップ高。Hmcommは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、GVA TECH、富士山マガジンサービス、cotta、ソーシャルワイヤーなど23銘柄は年初来高値を更新。イタミアート、インティメート・マージャー、データセクション、アンジェス、ソフトフロントホールディングスが買われた。
一方、アルファクス・フード・システム、AppBank、コンヴァノ、クリアル、コージンバイオが売られた。