値下がり優勢、利益確定売り
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、利益確定売り
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東証グロース市場はこのところ内需系銘柄の物色などで高値圏で推移が続いていたことから一部に利益確定売りが出た。一方、売買代金の上位10銘柄のうち8銘柄が上昇した。
市場では「相場全体の調整色がいったん強まっているが、主力銘柄は堅調で新興市場の先高観は崩れていない」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比4.26ポイント(0.54%)安の783.09だった。
グロース市場ではトライアルやテンシャルが下落した。一方、Aiロボやコンヴァノは上昇した。
値上がり銘柄数252、値下がり銘柄数312と、値下がりが優勢だった。
個別ではAppBank、TORICOがストップ高。コンヴァノは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、オプロ、イオレ、トランスジェニックグループ、クリアルなど31銘柄は年初来高値を更新。AnyMind Group、リックソフト、エーアイ、キッズウェル・バイオ、スポーツフィールドが買われた。
一方、オルツ、ispaceが年初来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、リアルゲイ、フルッタフルッタ、QDレーザ、ナイルが売られた。