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上値の重い展開か
【オープニングコメント】
上値の重い展開か


31日の東京株式市場は、上値の重い展開か。

日経平均予想レンジは、3万9300円-3万9700円を想定。(30日終値3万9513円97銭)

米国株は上昇。ダウ平均は168ドル高の44882ドルで取引を終えた。現地30日の米国株式が上昇した動きを受け、朝方は買い先行スタートとなりそう。

ただ、買い手がかり材料に乏しいなか、週末要因もあり戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(30日は154円53-55銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同161円13-17銭)と円高方向に振れていることも重しとして意識されそう。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比165円高の3万9585円だった。

 

【好材料銘柄】  

■ユアテック <1934> 
今期経常を25%上方修正、配当も17円増額。

■ブルボン <2208>
今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■綿半ホールディングス <3199> 
10-12月期(3Q)経常は17%増益、今期配当を5円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.00%にあたる60万株(金額で9億7800万円)を上限に、1月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■M&Aキャピタルパートナーズ <6080> 
10-12月期(1Q)経常は5.7倍増益で着地、今期配当を11.84円増額修正。

■NEC <6701> 
今期最終を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施。

■アンリツ <6754> 
4-12月期(3Q累計)最終が25%増益で着地・10-12月期も2.3倍増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.8%にあたる500万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月31日から4月30日まで。

■リオン <6823> 
10-12月期(3Q)経常は42%増益、今期配当を15円増額修正。

■サノヤスホールディングス <7022>
今期経常を33%上方修正。

■エクセディ <7278> 
今期最終を15%上方修正、配当も50円増額。

■ジーエフシー <7559>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。西村公一社長が代表を務めるQuartzがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株2020円で30日終値を44.9%上回る水準。買い付け期間は1月31日から3月17日まで。

■KIMOTO <7908>
4-12月期(3Q累計)経常は7.5倍増益・通期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.03%にあたる140万株(金額で3億9620万円)を上限に、1月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■TREホールディングス <9247> 
今期経常を72%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.95%にあたる200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月31日から7月31日まで。

■キムラユニティー <9368>
10-12月期(3Q)経常は12%増益、今期配当を3円増額修正。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

 


【主な経済指標・スケジュール】

31(金)
【国内】
12月失業率(8:30)
12月有効求人倍率(8:30)
1月東京都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
12月鉱工業生産(8:50)
12月商業動態統計(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
日立、キーエンス、第一三共、デンソー、富士通、コマツ、豊田織機、TDK、三住トラスト、りそなHD、コナミG、塩野義、関西電、商船三井、東ガス、大和証G、ZOZO、レーザーテク、アイシン、JR西日本、MonotaRO、大東建、東洋水産、スクリン、エプソン、三和HD、SCSK

【海外】
米12月個人消費支出(22:30)
《米決算発表》
アッヴィ、エクソン・モービル、シェブロン、フィリプス66、コルゲート・パルモリブ、フランクリン・リソーシズ、チャーター・コミュニケーションズ、エーオン


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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