反落スタート、半導体関連に売り先行
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【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、半導体関連に売り先行
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8日の日経平均株価は小幅反落で始まった。始値は前日比25円66銭安の4万7925円22銭。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに朝方こそ高く始まったが、その後はすぐに値を消す展開となった。これを横目に東京市場でも目先利益確定売り圧力が意識されやすいタイミングにある。ただ、足もと外国為替市場で円安が加速していることはハイテクセクターなど輸出株を中心に追い風となっている。一方、高市新政権下での財政拡張政策に伴う財政バランスの悪化を警戒する思惑もあり、債券市場の動向などに神経質となりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、最高値を上回って推移している。
個別では、アドテストや東エレクが下落している。ソフトバンクグループ(SBG)も安い。一方、第一三共、トヨタが上昇している。