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値下がり優勢、上値の重さを嫌気
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、上値の重さを嫌気

 
東証グロース市場は、朝方は自律反発狙いの買いが先行したものの、徐々に上値の重さを嫌気した売りが優勢となった。25日移動平均(777近辺)を下回ったことも、調整局面入りを意識した売りを促した。
市場では「9月に入り、新たに上場が決まった新規株式公開(IPO)銘柄に関心が向かっているのも、新興市場全体の重荷となっている」との指摘があった。
別の市場関係者は「前週末に米国で半導体や人工知能(AI)関連株が下落したため、東京市場全体でバリュー株が選ばれやすくなっており、新興市場には資金が向かわなかったのだろう」と話していた。
 
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比3.50ポイント(0.45%)安の774.48だった。グロース250、グロースCoreは続落。
グロース市場ではカバーやトライアル、タイミーが下落した。一方、サンバイオやispace、アストロHDは上昇した。
値上がり銘柄数265、値下がり銘柄数300と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではイメージ情報開発、ジィ・シィ企画、窪田製薬ホールディングス、Def consultingがストップ高。オプロ、アルファクス・フード・システム、TORICOは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、Liberaware、サンクゼール、GVA TECH、rakumoなど26銘柄は年初来高値を更新。リファインバースグループ、サスメド、イントランス、ラクサス・テクノロジーズ、イオレが買われた。
 
 一方、イタミアートが一時ストップ安と急落した。LOIVEは年初来安値を更新。ジェリービーンズグループ、AppBank、コンヴァノ、グラッドキューブ、アイキューブドシステムズが売られた。
 
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