値下がり優勢、投資家心理の悪化
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、投資家心理の悪化
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東証グロース市場はイスラエルがイランを攻撃したと伝わり、投資家心理の悪化に伴う売りが優勢になった。一方、QPS研究所など売買代金上位銘柄は軒並み上昇しており、市場では「一時的にリスク回避の動きが広がっているが、個人投資家の買い意欲は強い状況が続いている」の声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比6.92ポイント(0.91%)安の756.80だった。グロースCoreも続落。
グロース市場ではゼンムテックやジーエヌアイは下落した。一方、タイミーやカバーが上昇した。
値上がり銘柄数120、値下がり銘柄数437と、値下がりが優勢だった。
個別ではHeartseed、スリー・ディー・マトリックスがストップ高。アールプランナー、ジェリービーンズグループは一時ストップ高と値を飛ばした。カウリス、マテリアルグループ、ZenmuTech、テックファームホールディングス、はてななど38銘柄は年初来高値を更新。モンスターラボ、雨風太陽、アクセルマーク、タイミー、ELEMENTSは値上がり率上位に買われた。
一方、日本情報クリエイト、GENDAが年初来安値を更新。ブッキングリゾート、DAIWA CYCLE、アライドアーキテクツ、クリアル、シリコンスタジオは値下がり率上位に売られた。