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値上がり優勢、投資家のリスク選好姿勢
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、投資家のリスク選好姿勢

 
東証グロース市場は自民党と日本維新の会の連立政権樹立の見通しが立ったことで国内政治の不透明感が薄れたほか、米銀行の信用リスク不安後退もあり、日経平均株価は最高値を更新した。投資家のリスク選好姿勢が高まり、新興株にも資金が流入した。自民党総裁の高市早苗氏の政策に関連するとされる銘柄の一角に買いが集まった。
市場関係者は、新興株について「出遅れ感を意識した買いが優勢だった」と振り返ったうえで、「高市氏が首相に選出されれば、流動性の面から新興株よりも大型株へ資金が向かう傾向が続きそうだ」との見方を示した。
東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比21.59ポイント(3.04%)高の730.75だった。
グロース250指数は8月につけた年初来高値(800.62)から70ポイントほど低い水準にある。グロース250とグロースCoreは大幅高。
グロース市場ではFFRIやアストロHDが上昇した。一方、タイミーやデータセクは下落した。
値上がり銘柄数474、値下がり銘柄数104と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではZenmuTech、THECOO、JDSCがストップ高。WOLVES HAND、豆蔵、セキュアヴェイル、富士山マガジンサービス、ジェイドグループなど8銘柄は年初来高値を更新。FFRIセキュリティ、フルッタフルッタ、グローバルセキュリティエキスパート、TENTIAL、フィードフォースグループが買われた。
 
一方、TMH、リップス、ZUU、ビザスク、シンバイオ製薬など7銘柄が年初来安値を更新。NANO MRNA、フェニックスバイオ、INGS、メドレックス、データセクションが売られた。
 
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