値上がり優勢、内需株に買い
![]() |
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、内需株に買い
|
東証グロース市場は外国為替市場で円相場が円高・ドル安傾向で推移し、為替の変動を受けにくい内需株に買いが入りやすかった。「20日に投開票となる参院選の不透明感から大型株の方向感がつかめないなかで、限られた資金で投資できる中小型株が物色された」との指摘もあった。
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比13.00ポイント(1.77%)高の747.74だった。グロース250は続伸。グロースCoreは反発。
グロース市場ではデータセクやヘリオスが上昇した。一方、タイミーやAiロボは下落した。値上がり銘柄数381、値下がり銘柄数186と、値上がりが優勢だった。
個別ではWill Smart、データセクション、GreenBee、coly、パワーソリューションズがストップ高。イメージ情報開発、INCLUSIVEは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメティス、dely、ベガコーポレーション、エータイ、リップスなど23銘柄は年初来高値を更新。TDSE、ヘリオス、MTG、ELEMENTS、QPS研究所が買われた。
一方、クリングルファーマがストップ安。Chordia Therapeutics、ビザスク、日本ホスピスホールディングスは年初来安値を更新。バリュークリエーション、Delta-Fly Pharma、ビーマップ、TORICO、網屋が売られた。