値上がり優勢、投資家心理が上向く
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が上向く
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東証グロース市場は米中貿易摩擦が緩和するとの期待から前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって上昇。投資家心理が上向き、国内の新興市場にも資金が流入した。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比9.08ポイント(1.38%)高の668.29だった。
グロース市場ではQPS研究所やカバー、アイスペースが上昇した。一方、トライアルやタイミー、セルシードは下落した。
値上がり銘柄数391、値下がり銘柄数167と、値上がりが優勢だった。
札証アンビシャス市場に新規上場したエレコミは、10時に公開価格(1700円)を500円(29.41%)上回る2200円で初値を付けた。前引けは初値比339円(15.40%)高の2539円だった。
個別ではココペリ、売れるネット広告社グループがストップ高。ハンモック、MFS、クリアル、ウォンテッドリー、ペイクラウドホールディングスなど16銘柄は年初来高値を更新。monoAI technology、ココナラ、ナルネットコミュニケーションズ、リプロセル、ナイルが買われた。
一方、LIFE CREATEが年初来安値を更新。マーキュリー、ファンデリー、INGS、GMOリサーチ&AI、WASHハウスが売られた。