反発 一時700円高 ソフトバンクグループが上場来高値
東京株式(前引け)=反発 一時700円高 ソフトバンクグループが上場来高値

9日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比670円94銭高の4万8405円93銭だった。
きょう前場は日経平均が大幅高となり、上げ幅は一時700円を超えた。前日の米国株市場では、米実業家イーロン・マスク氏が手掛けるAI会社xAI(エックスエーアイ)が200億ドルの資金を調達し、米半導体大手エヌビディアのAI半導体の購入に充てる見通しと伝わり、エヌビディアが2%あまり上昇しハイテク株に買いが集まった。
NYダウは小幅に下落したものの、ナスダック総合株価指数は反発し再び最高値を更新している。米ハイテク株高を受け、東京株式市場はこれを好感する形で投資家心理が上向き、指数寄与度の高い値がさ株の一角に投資資金が流入。先物買いも入り全体が押し上げられる格好となった。
ソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、株式分割考慮ベースの上場来高値を更新。1銘柄で日経平均を500円超押し上げた。
自民党の高市早苗総裁が実現を目指す核融合炉に関わる高温超電導線材を手掛けるフジクラも大幅高となり、連日で最高値を更新した。市場では「高市氏が自民党の新総裁になったことで、積極財政と金融緩和への期待から日本株の先高観が強まっている」との声が聞かれた。
後場の日経平均株価は、上値追いの展開が見込まれよう。前場までの買いの勢いを引き継ぐ可能性がある一方、寄与度の高い大型株の利益確定売りが上値を抑える可能性も意識されよう。為替動向や海外市場動向、特に米国株先物や為替変動の影響が後場の方向性にとってカギとなろう。また、引き続き半導体・ハイテク関連銘柄に対する物色意欲や材料の有無が相場の方向感に影響を与える可能性があるだろう。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは8.49ポイント高の3244.15だった。JPXプライム150指数は続伸し、7.36ポイント高の1424.48で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2770億円、売買高は12億363万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は781。値下がりは773、横ばいは62だった。
業種別株価指数(33業種)は情報・通信業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが上昇。下落は輸送用機器、保険業、海運業など。
個別ではソフトバンクグループ(SBG)が値を飛ばし、ディスコ、フジクラ、古河電気工業が水準を切り上げた。アドバンテスト、東京エレクトロンはしっかり。安川電機は大幅高。東京電力ホールディングスも高い。Link-Uグループ、芝浦メカトロニクスは急伸した。
半面、トヨタ自動車やテルモが安く、IHI、SCREENホールディングス、JX金属、バンナムHDが軟調。任天堂も値下がりした。

9日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比670円94銭高の4万8405円93銭だった。
きょう前場は日経平均が大幅高となり、上げ幅は一時700円を超えた。前日の米国株市場では、米実業家イーロン・マスク氏が手掛けるAI会社xAI(エックスエーアイ)が200億ドルの資金を調達し、米半導体大手エヌビディアのAI半導体の購入に充てる見通しと伝わり、エヌビディアが2%あまり上昇しハイテク株に買いが集まった。
NYダウは小幅に下落したものの、ナスダック総合株価指数は反発し再び最高値を更新している。米ハイテク株高を受け、東京株式市場はこれを好感する形で投資家心理が上向き、指数寄与度の高い値がさ株の一角に投資資金が流入。先物買いも入り全体が押し上げられる格好となった。
ソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となり、株式分割考慮ベースの上場来高値を更新。1銘柄で日経平均を500円超押し上げた。
自民党の高市早苗総裁が実現を目指す核融合炉に関わる高温超電導線材を手掛けるフジクラも大幅高となり、連日で最高値を更新した。市場では「高市氏が自民党の新総裁になったことで、積極財政と金融緩和への期待から日本株の先高観が強まっている」との声が聞かれた。
後場の日経平均株価は、上値追いの展開が見込まれよう。前場までの買いの勢いを引き継ぐ可能性がある一方、寄与度の高い大型株の利益確定売りが上値を抑える可能性も意識されよう。為替動向や海外市場動向、特に米国株先物や為替変動の影響が後場の方向性にとってカギとなろう。また、引き続き半導体・ハイテク関連銘柄に対する物色意欲や材料の有無が相場の方向感に影響を与える可能性があるだろう。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは8.49ポイント高の3244.15だった。JPXプライム150指数は続伸し、7.36ポイント高の1424.48で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2770億円、売買高は12億363万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は781。値下がりは773、横ばいは62だった。
業種別株価指数(33業種)は情報・通信業、非鉄金属、証券・商品先物取引業などが上昇。下落は輸送用機器、保険業、海運業など。
個別ではソフトバンクグループ(SBG)が値を飛ばし、ディスコ、フジクラ、古河電気工業が水準を切り上げた。アドバンテスト、東京エレクトロンはしっかり。安川電機は大幅高。東京電力ホールディングスも高い。Link-Uグループ、芝浦メカトロニクスは急伸した。
半面、トヨタ自動車やテルモが安く、IHI、SCREENホールディングス、JX金属、バンナムHDが軟調。任天堂も値下がりした。