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大幅続伸スタート、米大幅利下げも円安進行で
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅続伸スタート、米大幅利下げも円安進行で
【寄り付き概況】
 
19日の日経平均株価は大幅に続伸して始まった。始値は前日比578円76銭高の3万6958円93銭。
 
前日の米国株市場ではFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を経て不安定な値動きとなり、結局NYダウ、ナスダック総合株価指数ともにマイナス圏で引けている。
FRBは4年半ぶりの利下げを決めたが、利下げ幅が0.5%だったことで、当初はこれを好感する買いが優勢だったものの、買い一巡後は米経済実勢に対する警戒感が上値を押さえた。
 
為替はドル・円相場が乱高下したが、足もとでは円安方向へ巻き戻しが起きている。FOMCでの大幅利下げ決定は、東京株式市場でも追い風として意識され、足もとの為替動向を横目に仕掛け的な買いが入った。
 
円安方向に振れ、日本株の買い安心感につながっている」と指摘。今後は緩やかな利下げが示唆されたことで「米景気のソフトランディング(軟着陸)期待と相まって心理面でもプラス」とみていた。
 
東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が買われているほか、東エレクやアドテストなどの半導体関連株の上昇も目立つ。一方、三菱電やニチレイ、ZOZOなどが下落している。
 

 
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