兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
続落スタート、米政策の警戒根強く
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、米政策の警戒根強く
【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比114円14銭安の3万8327円86銭。

前日はトランプ次期米政権による関税強化への警戒感から欧州株市場がほぼ全面安商状となったが、米国株市場の方は上値指向を継続しNYダウとS&P500指数は史上最高値を更新した。ナスダック総合株価指数も4日続伸し今月11日につけた最高値が視界に入ってきた。

東京株式市場では米株高は追い風要因となるものの、米国の関税強化などアメリカ・ファーストの外交政策に対する警戒感がくすぶるなか、足もと外国為替市場でドル安・円高方向に振れていることなどが株価の上値を重くしている。

米連邦準備理事会(FRB)が公表した11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、段階的な金融緩和が適切との認識が示されたことで外国為替市場で円相場は1ドル=152円台後半と円高・ドル安方向に振れている。トヨタやホンダにも売りが先行している。

東証株価指数(TOPIX)は下落している。

個別では、ファストリ、ファナック、SMC、デンソーが安い。半面、TDK、中外薬、第一三共、ソニーGが高い。

 

 





 
a