堅調展開か
堅調展開か |
米国では本日からFOMC(4/30〜5/1)が開催される。4月に出てきた経済指標などから、米国の利下げに対する期待は大きく後退している。ただ、米国株も4月中旬に調整しており、FOMCで利下げ後ずれに関するメッセージが届けられた場合でも、悪材料出尽くしと受け止められる可能性がある。26日、29日と連日で上昇した米国株が本日大きく下げなければ、FOMCがそれほど警戒されていないとの見方が強まる。
あすの日本株にもプラスの影響が見込まれる。きょうはTOPIX(終値:2743p)が2%を超える上昇となり、25日線(2718p、30日時点)を明確に上回ってきた。日米ともに流れが良くなっているだけに、あすはTOPIXが25日線より上をキープできるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
41064.05 ボリンジャー:+2σ(25日)
40815.66 新値三本足陽転値
40062.42 ボリンジャー:+1σ(13週)
40041.20 ボリンジャー:+1σ(25日)
39595.56 均衡表雲上限(日足)
39208.59 ボリンジャー:+1σ(26週)
39018.36 25日移動平均線
38921.00 13週移動平均線
38910.41 均衡表転換線(週足)
38856.21 均衡表基準線(日足)
38405.66 ★日経平均株価30日終値
38230.39 75日移動平均線
37995.52 ボリンジャー:-1σ(25日)
37903.29 6日移動平均線
37779.58 ボリンジャー:-1σ(13週)
37670.62 均衡表転換線(日足)
37344.04 均衡表雲下限(日足)
36972.68 ボリンジャー:-2σ(25日)
36638.15 ボリンジャー:-2σ(13週)
36568.55 均衡表基準線(週足)
36458.53 26週移動平均線
35949.84 ボリンジャー:-3σ(25日)
35496.73 ボリンジャー:-3σ(13週)
34657.00 200日移動平均線
終値470.90円高と3連休前26日の306.28円高に続いて値戻しが進み、終値は右肩上がりの75日移動平均線を上回った。ローソク足はマドを空けて陽線を描き、パラボリックが買いサイン点灯を開始するなど短期的な地合いの改善を強く印象付けた。一方、一目均衡表では株価は雲中にとどまり、4月19日を起点に横ばいだった基準線が下向きで終了。株価上方で25日線が下降を続けていることもあり、強い売り圧力が残るリスクにも留意が必要となろう