値下がり優勢、リスク回避に伴う売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、リスク回避に伴う売り
|
東証グロース市場は前週末の米株式相場の下落や、1日にトランプ米大統領がメキシコなどに追加関税を課す大統領令に署名したことを受け、3日の日経平均株価は1000円を超える下落となった。投資家心理の悪化を受け、新興市場でもリスク回避に伴う売りが優勢だった。3日の東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前週末比8.52ポイント(1.31%)安の642.15だった。
グロースCoreは下落。
グロース市場ではジーエヌアイやアイスペース、トライアルが下落した。一方、タイミーやサンバイオは上昇した。
値上がり銘柄数145、値下がり銘柄数429と、値下がりが優勢だった。
3日に名証ネクスト市場に上場したバルコスは9時ちょうどに公開価格(1400円)を1円(0.07%)上回る1401円で初値をつけた。朝方には1475円まで上昇したが買いの勢いは続かず、大引けは初値比41円(2.92%)安の1360円だった。
個別ではサイエンスアーツ、レナサイエンス、ブルーイノベーション、コパ・コーポレーションがストップ高。ジェリービーンズグループ、ビープラッツは一時ストップ高と値を飛ばした。Terra Drone、Synspective、リビン・テクノロジーズ、note、識学は昨年来高値を更新。ソフトフロントホールディングス、ELEMENTS、Ridge-i、TDSE、ユミルリンクが買われた。
一方、PRISM BioLab、グロースエクスパートナーズ、TMH、カヤック、FIXERなど10銘柄が昨年来安値を更新。アイズ、visumo、ベガコーポレーション、ラクサス・テクノロジーズ、ジェイテックが売られた。