値上がり優勢、投資家心理の強さ
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、投資家心理の強さ
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東証スタンダード市場は投資家心理の強さを背景に買いが入ったが、日本株全体に過熱感が出ており、スタンダード市場も上値は重かった。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高4億7692万株。
値上がり銘柄数731、値下がり銘柄数665と、値上がりが優勢だった。
8日に東証スタンダード市場に新規上場し、海鮮系和食店「築地食堂源ちゃん」などを展開するサイプレスは9時10分に公開価格(710円)を下回る675円で初値を付けた。終値は初値比12円安の663円だった。
個別ではフジタコーポレーション、オーネックス、河西工業、大東港運がストップ高。日本アジア投資は一時ストップ高と値を飛ばした。カネコ種苗、コロンビア・ワークス、アズパートナーズ、日本電技、三東工業社など37銘柄は年初来高値を更新。助川電気工業、プロパスト、ネクストウェア、オリエンタルチエン工業、ティムコが買われた。
一方、福留ハム、Casa、河西工業、東北化学薬品、太洋物産が年初来安値を更新。テクニスコ、ANAPホールディングス、レカム、AIストーム、メタプラネットが売られた。