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値上がり優勢、新興企業市場は閑散
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、新興企業市場は閑散

 
東証グロース市場は終日プラス圏で堅調な値動きとなった一方、国内主要企業による決算発表の本格化で投資家の関心がプライム市場に向き、新興企業市場は閑散だった。
プライム市場の売買代金が8兆円に膨らんだ一方、グロース市場は1000億円割れで薄商いとなった。
市場関係者からは「プライム上場銘柄の値動きが激しく、資金が吸い寄せられている。グロース250は8月の高値をピークに低迷しており、東証株価指数(TOPIX)と対照的な値動きだ」との声が聞かれた。
新興株は業種を問わず時価総額の大きい主力銘柄を中心に幅広く物色され指数を押し上げた。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比7.18ポイント(1.01%)高の714.64だった。
グロース市場ではAiロボやFFRI、タイミーが上昇した。一方、ククレブやアストロHD、Synsは下落した。
値上がり銘柄数323、値下がり銘柄数241と、値上がりが優勢だった。
 
 個別では豆蔵、Aiロボティクス、富士山マガジンサービス、JIG-SAW、エクサウィザーズなど6銘柄が年初来高値を更新。ジグザグ、ティアンドエスグループ、ミンカブ・ジ・インフォノイド、スリー・ディー・マトリックス、visumoが買われた。
 
 一方、ククレブ・アドバイザーズがストップ安。MFS、PostPrime、ゼネラル・オイスター、サイバーソリューションズ、インフキュリオンなど11銘柄は年初来安値を更新。ラバブルマーケティンググループ、グローバルセキュリティエキスパート、エヌ・ピー・シー、マクアケ、イオレが売られた。
 
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