値下がり優勢、手じまい売り
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、手じまい売り
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東証スタンダード市場は米国の雇用統計の発表を前に積極的な買いは入らず、手じまい売りなどに押される軟調な展開となった。米国株安や為替の円高進行が警戒され、戻り売りが優勢となった。低調な経済指標を受けて世界の景気の先行きに対する不透明感が広がり、素材など景気敏感業種に売りが目立った。
スタンダードTOP20は軟調。出来高4億4682万株。
値上がり銘柄数389、値下がり銘柄数1038と、値下がりが優勢だった。
個別では、住石ホールディングス、東京機械製作所、オーエスがストップ高。サンテック、成学社、日本ケアサプライ、神栄、フライングガーデンなど38銘柄は年初来高値を更新。イクヨ、リスクモンスター、東邦レマック、ネクシィーズグループ、スバル興業が買われた。
一方、ピクセラがストップ安。リニカル、クシム、オールアバウト、イメージ ワン、ペッパーフードサービスなど29銘柄は年初来安値を更新。西部技研、ワイヤレスゲート、ジェイ・エスコムホールディングス、ヴィア・ホールディングス、アイビー化粧品が売られた。