続伸スタート、米ハイテク株高支え
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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米ハイテク株高支え
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19日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比132円24銭高の4万3846円55銭。
前日の欧米株市場が高安まちまちの展開だったことから、東京株式市場も強弱拮抗のなか、前日終値を挟んで売り買いを交錯させる地合いとなりやすいだろう。
直近9営業日で日経平均は8勝1敗と強気に傾き過ぎているきらいがあり、この間に3400円以上水準を切り上げていることもあって目先利食い圧力は払拭しづらい状況にある。
今週後半のジャクソンホール会議を控え、パウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑も買い手控えムードにつながっている。ただ、出遅れた向きの買い意欲は活発であり、足もとでは依然として上値指向が維持されている。
東証株価指数(TOPIX)は一進一退。
個別では、アドテストやディスコが高い。トヨタやニデックが上昇し、第一三共も買われた。一方、任天堂やコナミGが安い。ファストリや日東電が下落した。