反発スタート、円安進行で
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、円安進行で
|
3日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比650円37銭高の3万8459円13銭。
主力株をはじめ幅広い銘柄に買い戻しの動きが顕在化、日経平均は寄り付き時点で3万8000円台を大きく回復した。中東情勢の緊迫化を背景にリスク回避ムードは残るものの、外国為替市場で前日から一気に3円前後も円安方向に振れたことが強力な追い風材料として意識されている。
また、前日の米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反発に転じており、東京株式市場でも半導体関連株への買い戻しを誘発し、日経平均に押し上げ効果をもたらしている。きょうは取引時間中もドル・円相場の動向に左右される地合いとなりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、トヨタやスズキ、マツダが上昇している。一方、りそなHDやニトリHDが下落している。