小動きスタート、時間外の米エヌビディア安が重荷
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【市況】東京株式(寄り付き)=小動きスタート、時間外の米エヌビディア安が重荷
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16日の日経平均株価は小動きで始まった。始値は前日比17円72銭安の3万4249円82銭。
前日はアジア株市場を引き継いで欧州株市場でもリスクオン一色に染まり、ほぼ全面高様相となった。トランプ米大統領が自動車関税について救済措置を検討していることが伝わり、市場センチメント改善につながったが、米国株市場では後半息切れしNYダウなど主要株価指数が揃って下落した。中国との貿易戦争に対する警戒感から持ち高調整の売りが優勢となったが、東京株式市場でも先行き不透明感から積極的に上値を買い進む動きは見込みにくい状況だ。
一方、足もと外国為替市場でドル安・円高基調が一服していることは輸出セクターなどの下値を支える材料として働く可能性もある。
東証株価指数(TOPIX)は小動き。
個別では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、ディスコ、東エレクが安い。一方、バンナムHD、ファナック、ホンダ、エーザイが高い。