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値下がり優勢、手じまい売り優勢
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、手じまい売り優勢

 
東証グロース市場は東証プライム市場で決算を材料に主要銘柄の売買が活発化するなか、新興株は取引の対象になりにくかった。
米政府機関の早期再開期待は前日の上昇でおおかた織り込み、ソフトバンクG  の決算発表を前に「個人も様子見・手じまいになりやすかったようだ」とされる。そのキオクシアHDはこの日、ザラバ高値から安値まで17%下落するなど「ボラティリティーが大きく流動性も高いプライム銘柄がいくつもあり、あえてグロース銘柄で勝負する必要はなかった」という。
市場関係者は「決算発表が相次いでいるが、大型株に比べて新興株はアナリストのカバレッジが少なく、投資家が決算内容を消化するのに時間がかかる」と話していた。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比2.98ポイント安の709.74だった。
グロース250とグロースCoreは反落。
グロース市場ではジーエヌアイやタイミーが下落した。一方、バイセルが上昇した。
値上がり銘柄数260、値下がり銘柄数306と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、イメージ情報開発、Welbyがストップ高。VRAIN Solution、富士山マガジンサービス、pluszero、GMOメディア、SBIインシュアランスグループなど6銘柄は年初来高値を更新。メディア総研、データセクション、イオレ、ネットイヤーグループ、クリアルが買われた。
 
 一方、ツクルバ、ニューラルグループ、クラシコ、ビザスク、アドベンチャーなど8銘柄が年初来安値を更新。NexTone、yutori、AppBank、ZETA、オンコリスバイオファーマが売られた。
 
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