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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は東京市場が方向感のない展開となり、前営業日終値をはさんだもみ合いとなった。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前週末比0.98ポイント(0.13%)安の747.50だった。グロース250とグロースCoreはともに続落。
同日の日経平均株価が下落するなか、新興株市場でも投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。グロース250指数は年初来高値圏での推移が続いており、利益確定売りも出やすかった。
グロースの売買代金トップになったQPS研は前場に上昇率が10%を超える場面もあったが、買いの勢いは続かなかった。代金2位のデータセクショも朝高後に伸び悩んでおり、「物色意欲はある一方で逃げ足も速い。個人も今週は半身の構えのようだ」との指摘があった。
グロース市場ではトライアルやライフネット、ジーエヌアイが下落した。一方、ココナラやタイミー、インテグラルが上昇した。
値上がり銘柄数265、値下がり銘柄数306と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではARアドバンストテクノロジ、TORICOがストップ高。ロゴスホールディングス、イオレ、データセクションは一時ストップ高と値を飛ばした。オプロ、グロースエクスパートナーズ、Aiロボティクス、ランディックス、農業総合研究所など32銘柄は年初来高値を更新。アイドマ・ホールディングス、イメージ情報開発、エコモット、Sharing Innovations、ココナラが買われた。
 
 一方、アイデミーがストップ安。日本ホスピスホールディングス、INFORICHは年初来安値を更新。D&Mカンパニー、ペイクラウドホールディングス、カルナバイオサイエンス、Will Smart、Cocoliveが売られた。
 
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