値上がり優勢、投資家心理の改善
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理の改善
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東証グロース市場は24日の米株式相場の上昇や足元の円安進行を受けて日経平均株価が一時500円を超えて上昇するなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比6.39ポイント(0.96%)高の671.96だった。グロースCoreは小幅続伸。
グロース市場ではタイミーやトライアル、バイセルが上昇した。一方、GENDAやフリー、カバーは下落した。
値上がり銘柄数301、値下がり銘柄数236と、値上がりが優勢だった。
24日に東証グロース市場に新規上場したミライロは上場2日目となる25日の9時12分に、公開価格(270円)の2.4倍にあたる661円で初値を付けた。前引けは制限値幅の上限(ストップ高水準)となる初値比100円(15.12%)高の761円だった。
きょうグロース市場に新規上場したVPJは、午前の取引では買い気配のまま推移し、初値はまだ付けていない。
個別ではミライロがストップ高。LAホールディングス、TalentX、CRI・ミドルウェア、網屋、バンク・オブ・イノベーションなど9銘柄は昨年来高値を更新。タイミー、タメニー、Synspective、マイクロアド、Uniposが買われた。
一方、インフォメティス、ミーク、リグアが昨年来安値を更新。シーユーシー、ジーエヌアイグループ、フォルシア、ライトアップ、THECOOが売られた。