反発スタート、3万8000円台 米株高と円安で
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、3万8000円台 米株高と円安で
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25日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比344円66銭高の3万7953円15銭。
主力株を中心に買い戻す動きが優勢で、日経平均は4日ぶりに上値指向を鮮明としている。前日の欧州株市場は高安まちまちながら独DAXや仏CAC40などが軟調だったが、米国株市場では大きくリスクオンに傾いた。4月2日導入予定の相互関税についてトランプ米大統領が対象となる国や品目を限定する可能性があると伝わり、市場センチメントが改善し、NYダウなど主要株価指数が大きく上昇した。これを引き継ぎ東京株式市場でも強気優勢の地合いとなっている。
外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることも輸出セクターを中心にプラス材料となっている。
東証株価指数(TOPIX)も反発している。
個別では、東エレクやアドテストなどの半導体関連が上昇している。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株も高い。
一方、ニデックやヤマハが売られたほか、米投資ファンドによる株式取得報道で前日に急伸した住友不は下落している。