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値上がり優勢、好材料が出た銘柄にも買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好材料が出た銘柄にも買い

東証グロース市場はこのところ上昇が目立っていた東証プライムの大型株に比べて、直近で伸び悩んでいた新興株に出遅れ感に着目した物色が向かったほか、好材料が出た銘柄にも買いが入った。大引けにかけて一段高となった。
 
前日まで人工知能(AI)関連インフラへの投資拡大期待から大型ハイテク株に個人の買いが流出し、中小型株は総じてさえなかったが、24日はAI物色が一服したことで中小型株に個人の買いが戻った。前日まで下落していた銘柄には買いも入りやすかった。
関税などトランプ米政権の政策には依然不透明感がある上、引け後に植田和男日銀総裁の会見も控えていたためか、後場のプライム市場は動きが鈍かった。しかし、グロース市場銘柄など小型株は後場も比較的活発に取引され、グロース250はこの日の高値圏で終わった。「引き続き信用取引の評価損率は低水準で、個人は動きやすい」という。
 
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比15.99ポイント(2.56%)高の640.72だった。
値上がり銘柄数440、値下がり銘柄数138と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、レナサイエンスがストップ高。ENECHANGEは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス、Aiロボティクス、Schoo、グロービング、ライトワークスなど8銘柄は昨年来高値を更新。総医研ホールディングス、note、GENDA、Terra Drone、フィスコが買われた。
 
 一方、TMH、Waqoo、バルミューダが昨年来安値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、日本ファルコム、トゥエンティーフォーセブン、Will Smart、クリングルファーマが売られた。
 
 
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