値上がり優勢、短期的な戻り
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、短期的な戻り
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東証グロース市場は、堅調な展開が続いている。米金利の上昇を背景にPER(株価収益率)が高いグロース市場の銘柄はこのところ下げが目立っていたが、きょうは短期的な戻りに期待した買いが入った。
マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇スタート後に上げ幅を広げる展開となっている。米国株の上昇を受けて東京株式市場の新興株も一旦の買い戻しの動きが優勢か。時価総額上位銘柄中心に注目が集まっており、指数をけん引する形となっている。ただ、米長期金利が依然として高水準で推移しており、積極的に買い進む動きは想定しにくい。前引け時点での東証グロース市場Core指数は1.87%高、東証マザーズ指数は1.02%高となった。
東証マザーズ指数は前日比7.37ポイント(1.02%)高い732.66だった。
東証グロース市場ではカバーやジーエヌアイが上昇した。一方、RJや霞ヶ関Cは下落した。
値上がり銘柄数308、値下がり銘柄数187と、値上がりが優勢だった。
個別ではPhotosynth、ロジザード、フレクト、サイバー・バズが年初来高値を更新。タメニー、サンウェルズ、アドベンチャー、ベルトラ、ランディックスが買われた。
一方、オンデック、BuySell Technologies、揚羽、ビズメイツが年初来安値を更新。リニューアブル・ジャパン、unerry、SKIYAKI、ネットスターズ、トリドリが売られた。