値上がり優勢、内需株が多い新興市場に物色
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、内需株が多い新興市場に物色
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東証グロース市場は続伸した。東証グロース市場250指数の前引けは前日比3.05ポイント(0.47%)高の650.85だった。グロース250はともに堅調。
市場関係者は「米政権の関税政策の影響が少ないとみられる内需株が多い新興市場に物色の矛先が向かった」とみていた。
グロース市場ではHENNGEやノートが上昇した。一方、エレメンツやタイミーは下落した。
値上がり銘柄数286、値下がり銘柄数247と、値上がりが優勢だった。
5日に東証グロース市場に新規上場した技術承継機構は10時6分に公開価格(2000円)を700円(35%)上回る2700円で初値を付けた。前引けは2879円だった。
個別ではHENNGEがストップ高。ビートレンドは一時ストップ高と値を飛ばした。dely、リビン・テクノロジーズ、サークレイス、note、カバーなど6銘柄は昨年来高値を更新。Unipos、ジェイフロンティア、AVILEN、サンクゼール、グローバルセキュリティエキスパートが買われた。
一方、TMH、リスキル、ビースタイルホールディングス、JIG-SAWが昨年来安値を更新。GA technologies、レナサイエンス、コパ・コーポレーション、シャノン、ZETAが売られた。