一進一退の展開か
【オープニングコメント】 一進一退の展開か |
19日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万6200円-3万6600円を想定。(18日終値3万6380円17銭)
米国株は下落。ダウ平均は103ドル安の41503ドルで取引を終えた。FOMCの0.50%の利下げを受けて買われる場面もあったが、終盤にかけて値を消しており、引け味は良くなかった。
日経平均株価はきのう18日、上値が重い場面もみられたが3日ぶりに反発。
しっかりした地合いの継続が期待されるなか、為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の前半(18日は141円87-89銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同157円92-96銭)と円安方向に振れている。
あすにかけて、日銀金融政策決定会合が行われるが、円相場の落ち着きを受け、輸出関連銘柄に見直しの動きがみられそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比190円高の3万6370円だった。
【好材料銘柄】
■八洲電機 <3153>
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ワイエスフード <3358>
米国とメキシコでラーメンを中心としたレストランチェーンを展開するTajima Holdingsの全株式を取得し子会社化する。取得価額は15億円。
■セルシス <3663>
東証が25日付で東証プライムに市場区分を変更する。
■メンタルヘルステクノロジーズ <9218>
バリューHR <6078> [東証P]と資本業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
19(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~9/20)
8月首都圏新規マンション発売(14:00)
【海外】
米4-6月期経常収支(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米8月中古住宅販売件数(23:00)
《米決算発表》
フェデックス、ダーデン・レストランツ、ファクトセット・リサーチ・システムズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。