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値下がり優勢、手じまい売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、手じまい売り

 
東証グロース市場は国内の長期金利がやや上昇するなか、相対的な割高感が意識されやすい新興株には手じまい売りが優勢となった。
個別に材料が出て動意付いた銘柄に買いが集中しており、「ボラティリティーに集まる現象は引き続き見られた」という。ただ、値動きを求める個人の資金の一部はディスコやこの日上場したインタメスティクなどプライム銘柄に流出し、グロース市場は買い手不足の状態となった。グロース全体の売買代金も5月9日以来の低水準になった。
 
市場では「オルツなど直近の新規株式公開(IPO)銘柄が軟調で投資家心理が悪化し、他の新興銘柄にも買いが向かいにくくなっている」との声が聞かれた。
 
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比4.33ポイント(0.69%)安の623.37だった。
 
グロース市場ではタイミーやQPS研究所が下落した。一方、コーディアやドリコムは上昇した。
値上がり銘柄数231、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ベースフード、免疫生物研究所、トラース・オン・プロダクトがストップ高。ドリコムは一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、イメージ情報開発、はてな、スタメン、セーフィーなど6銘柄は年初来高値を更新。Chordia Therapeutics、コンヴァノ、セキュア、ロジザード、PRISM BioLabが買われた。
 
 一方、ジンジブ、タイミー、ROXX、INGS、キッズスターなど15銘柄が年初来安値を更新。オルツ、イオレ、インターファクトリー、アンビション DX ホールディングス、アイ・パートナーズフィナンシャルが売られた。
 
 
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