【オープニングコメント】 堅調展開か |
25日の東京株式市場は続伸後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8200円-3万8700円を想定。(22日終値3万8283円85銭)
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は426ドル高の44296ドルで取引を終えた。現地22日の米国株式が上昇したことを受け、買い先行のスタートが見込まれる。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りが控えているとみられ、上げ幅を縮小する場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(前週末22日は154円72-74銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同162円25-29銭)と円高に振れていることから、輸出関連銘柄は、為替市場をにらんだ神経質な展開も予想される。
寄った後の上値追いには慎重になるとみるが、売りを出しづらい地合いが醸成されることで、高い水準を維持すると予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同22日の大阪取引所清算値比255円高の3万8595円だった。
25日の主な経済指標・スケジュール
【好材料銘柄】
■ミタチ産業 <3321>
上期経常を67%上方修正、通期も増額。
■サンエー化研 <4234>
発行済み株式数(自社株を除く)の9.5%にあたる100万株(金額で5億0400万円)を上限に、11月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益約4億円が発生する見込み。
■東京衡機 <7719>
東証が23日付で特別注意銘柄および監理銘柄(審査中)の指定を解除。
【主な経済指標・スケジュール】
25(月)
【国内】
10月百貨店売上高(14:30)
《決算発表》
プラネット、タカショー
【海外】
米2年国債入札
《米決算発表》
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、アジレント・テクノロジー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。