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続落、米国債格下げの影響警戒
【市況】東京株式(寄り付き)=続落、米国債格下げの影響警戒
【寄り付き概況】
 
19日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前週末比181円36銭安の3万7572円36銭。
 
前週末16日の米株式市場は、NYダウは331ドル高と続伸。ハイテク株などが値を上げた。ただ、大手格付け会社ムーディーズ・レーティングスは同日に米国の信用格付けを「Aaa」から「Aa1」に格下げを発表。これを受け、為替は一時1ドル=145円00銭前後へ円高が進んでおり、その影響が注視されている。
 
米ミシガン大が16日発表した5月の消費者態度指数(速報値)は50.8と5カ月連続で低下し、2022年6月に次いで過去2番目に低い水準だった。トランプ関税が心理面の負担になっているとの見方が出ており、米経済の減速が日本企業の業績に影響するとの思惑も売り要因となっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、アドテストや東エレクなど半導体関連株が安い。KDDI、ファナック、MS&ADも売られている。一方、三菱商や三井物、第一三共は高い。
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