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値上がり優勢、出遅れ感がある新興市場を物色
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、出遅れ感がある新興市場を物色

 
東証グロース市場は値上がりが続いていた大型株に対して出遅れ感がある新興市場の主力銘柄を中心に幅広く物色された。一方、高市早苗首相の関連銘柄とされているサイバーセキュリティー関連の銘柄では材料出尽くしと見られる売りも目立った。
 
市場では「今後は、高市政権の具体的な政策によって防衛関連として宇宙開発を手掛ける銘柄が買われ、新興株をけん引することも期待できそうだ」との期待が聞かれた。
東証グロース市場250指数は2営業日ぶりに反発した。終値は前日比11.86ポイント(1.62%)高の742.14だった。グロース250、グロースCoreは上昇。
値上がり銘柄数438、値下がり銘柄数133と、値上がりが優勢だった。
 
グロース市場ではトライアルやフリー、サンバイオが上昇した。一方、FFRIやQPS研究所、カバーは下落した。
 
 個別ではイシン、JDSCが一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイドグループ、エータイ、ARアドバンストテクノロジ、S&J、エスネットワークスなど7銘柄は年初来高値を更新。コンヴァノ、イオレ、セレンディップ・ホールディングス、メドレックス、ブルーイノベーションが買われた。
 
 一方、フェニックスバイオが一時ストップ安と急落した。PostPrime、リップス、ビザスク、ispaceは年初来安値を更新。イタミアート、フルッタフルッタ、グローバルセキュリティエキスパート、クラシル、ビーマップが売られた。
 
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